VoIPによるインターネット電話サービスの大手Vonage DigitalVoiceは4月22日、同社のインターネット電話経由で緊急ダイヤル911が利用可能になったと発表した。緊急ダイヤル911とは、日本の110番(警察)や119番(救急車)にあたるもの。インターネット電話のメリットは通常の加入電話より月額料金が安く済むことがメリットだが、一般の電話回線を経由しないため、このような緊急ダイヤルなどのサービスを利用することができなかった。インターネット経由では、ユーザーの場所を特定するのが難しいからだ。同社では、位置情報の代わりにユーザーに対して住所などの所在地情報を確認し、それをデータベースに登録することで、状況に応じて緊急ダイヤルのコールセンターへ転送できるようにした。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス