KDDI、ジャパンケーブルネットを子会社化--放送とネットの融合サービスを提供へ

永井美智子(編集部)2007年04月24日 19時06分

 KDDIは4月24日、ケーブルテレビ局大手のジャパンケーブルネットを子会社化すると発表した。富士通が保有するジャパンケーブルネットホールディングスおよびジャパンケーブルネットの株式を取得する。

 ジャパンケーブルネットホールディングスの株式18万2000株(全株式の28.00%)を146億円で、ジャパンケーブルネットの株式8万1151.44株(同8.99%)を66億円で取得する。これにより、KDDIはジャパンケーブルネットホールディングスの株式の74.76%を取得する。また、ジャパンケーブルネットへの直接および間接出資比率の合計は71.65%となる。

 KDDIは2006年3月にジャパンケーブルネットホールディングスおよびジャパンケーブルネットの株式を取得し、経営に参画してきた。今回の株式取得は「さらなる関係強化のため」(KDDI)という。

 放送、インターネット接続サービス、IP電話サービスのほか、携帯電話と連携したサービスを展開していく考え。

 株式の売買予定日は6月27日。これにより、KDDIの2008年3月期の連結業績は売上で326億円、営業利益で10億円、純利益で3億円増加する見込みだ。

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