日立、IIJなど7社、ネット側にセキュリティ機能を配置する基盤技術を開発

ニューズフロント2006年12月11日 21時49分

 日立製作所、インターネットイニシアティブ(IIJ)、KDDI研究所、KDDI、NTTコミュニケーションズ(NTTコム)、NEC、富士通の7社は12月11日、ネットワーク側にセキュリティ機能を持たせるインターネット基盤技術「Secure Service Platform」を発表した。

 この技術は、総務省から委託された「高度ネットワーク認証基盤技術に関する研究開発-認証機能を具備するサービスプラットフォーム技術」の研究活動を通じ、7社が開発したもの。安心かつ安全なインターネット環境の実現が目的という。

 Secure Service Platformでは、さまざまなセキュリティ機能をネットワーク側に集中配置する。これにより、利用者のセキュリティ設定の手間や、サービス提供者のセキュリティに関する設備負担の軽減が可能となる。具体的には、「ネットワーク仲介型認証技術」「リアルタイム適応アクセス技術」「通信コーディネーション技術」「個人情報保護技術」という4種類の技術を組み合わせた。

 7社は、2007年1月15日から19日(17日を除く)に6カ所の会場で同技術を一般公開し、デモンストレーションや紹介ビデオ上映、パネル展示などを行う。

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