インデックスグループ、電力線通信の実用化に向けて開発体制を強化、再構築

 インデックス・ホールディングスは9月12日、インデックスグループの中・長期的戦略事業である電力線通信(PLC:Power Line Communication)の実用化に向け、開発体制を大幅に強化、再構築したと発表した。次世代ブロードバンドホームネットワーク実現化へ加速することで、グループ全体での新ビジネス展開を狙う。

 インデックス・ホールディングスは、子会社であるネットインデックスがこれまで推進してきたPLCを活用するホームネットワーク事業を、同じく子会社であるネットインデックス・イー・エスに譲渡する。また、ホームネットワーク事業をインデックスグループの中・長期的な投資、開発事業としてインデックス・ホールディングスとの共同開発を推進する。

 ネットインデックスは、これまで「モバイル・ワイヤレス事業」と「ホームネットワーク事業」の2つの事業領域で事業展開してきたが、今回の体制変更により短期で事業領域の拡大が見込めるモバイル・ワイヤレス事業に集中する。

 ホームネットワーク事業は、ブロードバンド環境を活用したビデオ・オン・デマンド(VOD)事業など、インデックスグループ既存事業との連携が視野に入れられ、グループ全体での新ビジネス展開を狙うとしている。

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