PCでもデータ定額制が利用可能に--日本通信、ボーダフォンの回線を使って実現

永井美智子(編集部)2005年07月25日 11時29分

  日本通信は、第3世代携帯電話(3G)の回線を使ったPC向けのデータ定額制サービスを始める。安全性を保持しながら、社外の端末から企業のイントラネットに接続できるサービス「Secure PB」と組み合わせ、法人向けに提供する。

 3Gの回線を使い、PCに接続してインターネットを利用する場合でもデータ通信料が定額となるのは国内初となる。現在携帯電話事業者が提供しているデータ定額制は、iモードやEZweb、ボーダフォンライブ!を介したウェブサイトの閲覧やメールの送受信のみが対象となっていた。

 同社はボーダフォンの回線を利用してサービスを提供する。通信速度は下り最大384kbps。PHSを使ったデータ定額制サービスはウィルコムが提供しているが、通信速度が最大256kbpsとなっており、これよりも高速となる。利用料金は契約によって異なるが、大口契約の場合1回線あたり月額1万円程度になるとみられる。

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