オープンネットワーク普及促進団体LONMARK JAPAN、4月に本格始動

ニューズフロント2005年02月15日 16時08分

 横河電機、NTTデータ、エシェロンジャパンなど10社は2月15日、設備制御ネットワーク用規格LONWORKSの普及を目的とし、非営利活動法人LONMARK JAPANを設立することを発表した。4月1日より本格的に活動を開始する。

 LONWORKS規格とは、米Echelonが開発した、各種施設の動力や照明、空調、防犯その他の設備を制御するオープンな規格。世界の約5000社の企業で採用されている。

 LONMARK JAPANは、建物、施設の利用者、所有者、システムインテグレータ、設備・制御機器メーカなど幅広い層を対象として、LONWORKSネットワークやIPv6を中心としたオープンネットワーク普及のため、講習会や展示会の開催、ウェブサイトや機関紙による情報提供、技術者の育成、アプリケーションの開発などを行っていく。各国のオープンネットワーク推進団体との連携も予定している。

 2008年までの具体的な目標は以下の通り。

  • オープンネットワークの1つとして国際的に普及が進んでいるLONMARK規格において、全LONMARK認定製品のうち20%を日本製品で占める。現在のシェアは約2%
  • 設備情報システム分野におけるオープンネットワークの規格の採用率を現在の約3倍とする。現在の採用率は約10%
  • オープンネットワーク技術者数を現在の約5倍に増やす。現在は数百人

NTTデータのプレスリリース

LONMARK JAPAN

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