セキュリティを向上したIP電話搭載専用ソフトウェア開発で3社が協力

 シーフォーテクノロジーは2月17日、オープンループ、ソフトフロントと共同で、セキュリティ機能を大幅に強化したIP電話搭載専用ソフトウェアを共同開発することで合意したと発表した。

 ソフトフロントはSIP関連のソフトウェア開発を主軸としており、SIPパートナープログラムを展開して開発・販売ライセンスを提供している。オープンループは各種セキュリティ技術をライセンス販売する企業。シーフォーテクノロジーは暗号化技術の開発・販売を手がけている。今回の提携により、オープンループとソフトフロントが共同で製作したSIP対応暗号化製品に、シーフォーテクノロジーがC4暗号エンジンを搭載する。「セキュアIP電話ソフトウェア」の販売ターゲットは、IP電話ユーザーや電話機メーカーなどを想定している。

 今日のIP電話事情は、通話品質や安定性の向上などに関心が集中する一方で、盗聴や迷惑電話等に対するセキュリティ面への対策が脆弱だ。今回提携した3社は、「IP電話のセキュリティを強化した専用ソフトウェアの開発製品化が急務かつ必須との認識が一致した」としている。

シーフォーテクノロジーのプレスリリース

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