テクマトリックスとRSAセキュリティ、SSL VPN関連製品の販売で提携

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年06月27日 17時19分

 テクマトリックスとRSAセキュリティは6月27日、両社の販売するセキュリティ製品について提携したと発表した。

 提携の対象となるのはRSAセキュリティのユーザー認証製品「RSA SecurID」などの製品群と、テアマトリックスが国内販売を手がける米AventailのSSL VPNアプライアンス「Aventail EX-1500」。

 Aventail EX−1500は、ホスト側だけで動くセキュリティ認証システム。クライアント側は特別なソフトウェアをインストールせず、ウェブブラウザからウェブアプリケーションへのアクセス、JAVA AgentによるTCP/IPアプリケーションへのアクセス、Windows AgentからのTCP/IPアプリケーションへのアクセスといった3方式で認証が可能。

 RSA SecurIDは、1分毎に6桁の予測不可能なカード番号を自動生成する。ユーザーはネットワークへのアクセス時に一度限り有効なワンタイムパスワードとして、この6桁のカード番号を利用する。この番号と本人のみが記憶している暗証番号(PIN)を入力すると、RSAセキュリティの認証サーバRSA ACE/Serverが、パスコード(6桁カード番号+PIN)を参照し、ユーザ認証の可否を瞬時に判断する。

 これらの製品を組み合わせることで、システムへリモートアクセスする際の危険を減らせるという。

 両社はこの提携を期に7月1日から両社製品のバンドルパッケージを販売する。定価では合計561万1220円になる価格を、キャンペーン特別価格として364万7000円で提供するという。

 バンドルパッケージの内容は以下の通り

  • RSA SecurID SD/600(キーホルダタイプ、2年)×10個
  • RSA ACE/Server 25ユーザ/ベースライセンス×1セット
  • Aventail EX−1500/同時50ユーザ×1セット
  • 上記製品の初年度保守サービス

テクマトリックス
RSAセキュリティ

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