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2003年1Qの世界携帯電話機市場、販売台数1億1270万台は前年同期比18%増

2003/06/03 17:36
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 ガートナー ジャパンのデータクエスト部門は6月3日、2003年第1四半期の携帯電話機市場に関する調査結果を発表した。それによると、全世界の販売台数は1億1270万台で、前年同期に比べ18%増加したという。

 ガートナーでは、「あらゆる主要地域で需要が拡大しており、その規模は、2003年通年に換算すると前年と比べ2桁増となる」と予測する。「買い換え需要が堅調に推移したため、予想を上回る販売台数を記録した」(同社)

 ベンダー別の市場シェアでは、1位はフィンランドNokiaの35%、2位は米Motorolaの14.7%と、大きく差が開いた。「Nokiaは欧州およびアジア太平洋地域のGSM方式市場において、既に50%近くのシェアを獲得しているが、2003年第2四半期以降には、これら地域で更にシェアを拡大する可能性がある」(ガートナー)

 また今後は、Motorolaと韓国Samsung Electronicsとのあいだで2位争いが、Sony Ericsson Mobile Communications ABと韓国LG Electronicsとのあいだで5位争いが、それぞれ本格化するとみる。

■2003年第1四半期の世界における携帯電話機のエンドユーザー向け販売台数
ベンダー 2003年第1四半期 (参考)2002年第1四半期 対前年比
成長率
(%)
販売台数
(千台)
シェア
(%)
販売台数
(千台)
シェア
(%)
Nokia 39,479.2 35.0 32,649.0 34.2 20.9
Motorola 16,561.1 14.7 16,804.3 17.6 -1.4
Samsung 11,878.9 10.5 8,890.4 9.3 33.6
Siemens 8,584.6 7.6 8,121.4 8.5 5.7
Sony Ericsson 5,384.8 4.8 6,000.8 6.3 -10.3
その他 30,785.5 27.4 22,867.2 24.1 34.6
合計 112,674.1 100.0 95,333.1 100.0 18.2
出典:ガートナー データクエスト(2003年6月)

 なお国内ベンダーでは、パナソニック モバイルコミュニケーションズが7位、NECが8位となった。

 そのほかの主な調査/予測内容は以下の通り。

  • 欧州など成熟市場では、2003年中にカラー液晶やカメラを搭載した機種が多数投入され、買い換え需要が促進される。「写真添付メッセージは、2003年を通じて携帯電話通信事業者のマーケティングキャンペーンの柱になる」(ガートナー)
  • 2003年には、ゲーム、音楽、動画などに対応する多機能端末が発売され、機種の多様化が起る。しかし販売台数では、低位ユーザー向けの低機能端末が大多数を占める。
  • 海外市場における国内ベンダーの販売台数は拡大しているが、カメラ内蔵型など中位ユーザー向け製品が主力であるので、台数ベースの世界シェア拡大は難しい。
  • 2003年第1四半期の業績は好調だったが、中国における在庫拡大、SARSによる日本を除くアジア太平洋地域の経済的打撃など、需給バランスの乱れが生じており、2003年通年ではマイナス要因を考慮する必要がある。

ガートナー ジャパンのプレスリリース

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