NTT東日本とNTT−ME、住基カード仕様書に準拠したソリューションを提供

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年04月23日 11時40分

 NTT東日本とNTT−MEは4月22日、今年8月の地方公共団体による住民基本台帳カード(住基カード)の配布に合わせ、「住民基本台帳カード仕様書」に準拠した次世代多目的ICカードを利用したソリューションを、4月23日から提供開始すると発表した。 また、住基カードを利用した各種行政サービスを実現するため、地方自治体向けのソリューションやICカード、ICカードプリンタなど、関連機器の販売・保守なども併せて行うという。

 NTT東日本が電子申請、電子投票、公共施設予約など、住基カードを利用した各種サービスを実現するトータルソリューションを提供し、NTT−MEがICカード関連機器の商品化、機器の設置、保守などを行なう。

 このソリューションで使用するICカードは、NTT−MEが提供する「Imerion(イメリオン)」。Imerionには「Imerion-L」と「Imerion-X」の2種類があり、種類やタイプに応じて32Kバイト、512Kバイト、1Mバイトのメモリ領域と、接触・非接触両用型のインタフェースを搭載する。「住民基本台帳カード仕様書」(Type−I)に準拠し、ダウンロード機能やセキュリティ機能を数多く搭載しているため、拡張性と安全性が高いという。

 ICカードプリンタは、高品位プリントが可能な「IM-CPR-LV」とダイレクト印刷で低ランニングコストを実現する「IM-CPR-LN」の2種類を用意する。

 なお両社は今後、NTT県域会社各社とも連携していくという。「各社との連携により、それぞれの特長を生かしながら、電子自治体の実現に向けたトータルソリューションを展開していく」(NTT東日本およびNTT−ME)とする。

NTT東日本のプレスリリース
NTT−MEのプレスリリース

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]