NTT Com、iモード通信料を情報提供者側が負担するサービス

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年03月11日 12時16分

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は3月10日、「MOBILEWING(モバイルウイング)」と呼ぶ携帯電話インターネット向け情報流通プラットフォームの提供を開始すると発表した。同社の個人向けサービスコンセプトである「CoDen(個電)」の一環として提供するという。

 同プラットフォームは、NTTドコモが昨年末に実施したパケット網の開放によって可能になった機能を利用する。具体的なサービスとしては、「OCNパケットフリーサービス」と「OCNモバイルコントロール」がある。

 前者は、これまで携帯電話のユーザー側に課金されていたiモードパケット料金を、コンテンツ提供者側に課金できるようにするサービス。iモードゲートウェイの開放に対応した機能であるパケット通信料の課金切替サービスを利用する。これにより、iモードユーザーに対しパケット料金を無料にしてコンテンツを提供できるようになり、企業などが製品やサービスの販売促進に利用できる。同サービスは3月12日より始める。

 後者は、携帯電話から自宅のパソコンなどを遠隔で制御できるようにするサービス。 iモードゲートウェイの開放対応機能である携帯電話の発ID情報を利用し、セキュリティ認証を行う。こちらのサービスは3月25日から始める予定である。

NTT Comのプレスリリース

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