KDDIと沖縄セルラーは2月13日、au国際電話サービスのイリジウムへの通話について、当分取扱いを休止すると発表した。ユーザが国際通話と意識しないままダイヤルし、覚えのない国際通話料金を請求されるトラブルが続出しているからだという。
原因は、情報提供サービスなどの広告メールを受け取ったユーザが、それに気付かぬままダイヤルしてしまうため。とりわけ高額な衛星携帯電話料金が請求されるイリジウムに発信する通話に関して、昨年末より問い合わせが急増している。
KDDIではその対策として、au国際電話サービスによるイリジウムへの通話を当分の間休止する。実施は2003年2月20日から。具体的には国際電話番号(005345)に続けてダイヤルするイリジウム専用番号(「8816」と「8817」)への通話を利用できなくする。
なおau国際電話サービスでは昨年12月16日より、セイシェルとディエゴガルシア宛の国際通話で同様の措置をとっている。
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