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有線ブロードがSCNとFTTHサービスで提携

2002/12/31 00:27
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マンション居住者狙ってADSLに対抗

 有線ブロードネットワークス(USEN)とソニーコミュニケーションネットワーク(SCN)は、光ファイバーを使った広帯域サービスの事業提携に関し、両社が基本合意したと2002年12月25日、発表した。

 両社は、USENの子会社であるユーズコミュニケーションズ(UCOM)のFTTH(fiber to the home)インフラを利用した新サービス「So-net FTTH接続サービス」を提供する。サービスの開始時期は2003年2月を予定する。

 両社は、SCNのISP事業「So-net」のコンテンツサービスとUCOMの通信インフラを活用し、FTTHの普及拡大を目指す。USENの営業力やFTTHネットワークインフラ構築の実績を生かすという。

 両社が当初ターゲットとするのはマンション(集合住宅)。ADSLが広く普及していることから広帯域接続への需要は高まっている。こうした背景から「FTTHを利用したブロードバンド導入の動きが集合住宅に広まりつつある」(両社)。しかし、集合住宅のFTTH導入には、交渉が難しいとされている。そこでUSENが持つ交渉ノウハウを生かせるという。

 SCNは、So-net FTTHサービスの会員増大を目指すほか、広帯域サービスの拡充も図る。「2003年2月の開始を目指す、PHSパケット通信・無線LANの各サービス、ソニーと連携し構築を進めるホームネットワークサービスの企画開発、IP電話サービスの準備を加速する」(SCN)。

 一方のUSENは、自社サービスメニューにSo-netサービスを加えることでブランド力を強化し、ユーザーの増大を図る。また将来的には、FTTHサービス事業をプラットフォーム化し他社に提供にすることも視野に入れる。

 USENは2001年3月にFTTHサービスの提供を開始した。しかし、ADSLの値下げが相次ぎ、またADSLが急速に普及したことから、同社のFTTHサービス加入者数は伸び悩んでいた。2002年10月には同サービスの料金を値下げし、また12月には、光ファイバと同軸ケーブルを組み合わせたHFCサービスの提供時期を延期している。HFCサービスは同社がADSL対抗と位置づけていた低料金のサービス。しかしFTTHサービスを値下げしたことで、2つのサービスの料金差は縮み、HFCを提供する効果が薄れてしまった。

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