フェンリルのブラウザ「Sleipnir」と「Grani」に脆弱性--最新版に更新を

 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)とJPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月1日、フェンリルが提供するウェブブラウザ「Sleipnir」と「Grani」に、クリップボードの操作に関する脆弱性が確認されたと「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

 Sleipnirは2.9.6以前のバージョンGraniは4.5以前のバージョン(Sleipnir 2.9.6とGrani 4.5では11月25日15時以前に公開されていたもの)に、クリップボードの操作に関する脆弱性が存在する。

 SleipnirやGraniを特定の設定で使用した場合に、ウェブサイト側からクリップボードの内容を読み書きされ、クリップボードの内容が漏えいしたり、改ざんされる可能性がある。JVNでは、ベンダーが提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]