ドコモと東京大学、「モバイル空間統計」を活用したまちづくりの共同研究を実施

松田真理(マイカ)2010年09月15日 18時45分

 NTTドコモは東京大学と共同で、まちづくり分野での「モバイル空間統計」の活用に関する共同研究を実施する。研究期間は、2010年11月1日から2011年3月31日まで。実施場所は、東京大学柏キャンパスがある千葉県柏市。

 NTTドコモは現在、携帯電話サービスを提供するために必要な運用データから、時間ごとに変化する人口の地理的分布を推計した統計情報「モバイル空間統計」の研究に取り組んでいる。今回、東京大学が人口変動と都市空間の関係性を分析し、まちづくり分野でのモバイル空間統計の有用性を検証するという。

 なお、共同研究の結果については、学会などで公表する予定。

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