クーポン共同購入サイトの利用者はいまだごく少数--ネットマイル

 ネットマイルは8月31日、「グルーポン系サービスの利用状況についてのアンケート調査」の結果を発表した。調査は、ネットマイル会員の回答モニター2万人を対象に8月13〜17日まで実施した。

 グルーポン系サービスとは、販売期間中に一定数以上の購入者が集まると取引成立となる、共同購入型のクーポン販売サービスのこと。TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアのクチコミを利用して、共同購入者を募るのが一般的だ。

 アンケートの結果によると、回答者のうち、割引クーポン共同購入サイトを知っていたのは約3割と認知度が低く、そのうち、サイト登録者は3.6%とごく少数。サイト登録者のうち、割引クーポンの共同購入に参加したことがあるのは43.8%であった。参加したことがある共同購入で最も多かったのは、「グルメ」が71.8%と圧倒的。クーポン情報の広め方は「Twitterでつぶやく」が最も多かった。

 また、割引クーポン共同購入サイトを知っている、知らないにかかわらず、クーポンの共同購入に参加したことがない人に対して、共同購入への参加意向をたずねたところ、過半数が「参加したい」と回答。共同購入してみたいクーポンのジャンルは、1位が「グルメ」59.8%、2位が「旅行・ホテル宿泊」で、以降、「物品・製品」「レジャー施設利用」「芸術鑑賞・スポーツ観戦」と続いた。

 一方、クーポンの共同購入に「参加したいとは思わない」と回答した約半数に対し、理由をたずねたところ、「利用する必要性を感じない」の回答率が54.6%と圧倒的に高く、次いで「参加手続きが面倒そう」が10.6%、「『ぐるなび』や『ホットペッパー』で十分」が10.1%と続いた。

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