Sony EntertainmentのM・リントンCEOが退任を発表、Snapの会長に就任へ

Richard Nieva (CNET News) 翻訳校正: 編集部2017年01月16日 08時55分

 「Snapchat」の提供元であるSnapが新たな人事を予定している。Snapは、2017年内に実施するとみられる新規株式公開(IPO)に向けて準備を整えているようだ。ソニーの映画、音楽部門であるSony Entertainmentの最高経営責任者(CEO)Michael Lynton氏がソニーの執行役を退任し、Snapの会長に就任するという。ソニーが米国時間1月13日に発表した。

 26歳のEvan Spiegel氏が創業したSnapは、非常に高い人気を誇るソーシャルメディアアプリSnapchatを提供している。同社は早ければ3月にも上場を果たすとみられ、評価額は約250億ドルと報じられている。

 「EvanやSnapchatとは初期の時代から関わりがあり、それ以降の成長を考えて、移行するべき時だと判断した」とLynton氏は声明で述べた。

 Lynton氏は、最も初期の頃からSnapchatに出資していた人物の1人で、約4年前から同社の取締役を務めている。FacebookはSnapchatに少なくとも30億ドルでの買収を提案したことがあるとされるが、Lyntonはこの提案を拒否するよう、Spiegel氏にアドバイスした人物の1人と報じられている

 Lynton氏がSony EntertainmentのCEO在任中に、著名なハッキング事件が起きた。ソニーによると、Lynton氏はソニーのCEOである平井一夫氏とともに共同CEOとして6カ月間同社にとどまり、後任の選任を行うという。


提供:Photo by Matt Winkelmeyer, Getty Images

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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