10月5日、富士通がPC事業を中国レノボ・グループの傘下に移す方針を固めたと一部の報道機関が報じた。
富士通は2月、PC事業を分社化し、「富士通クライアントコンピューティング株式会社」に承継している。
この件について富士通は「現在、分社化後の事業成長に向け、本件を含めてさまざまな可能性を検討しているが、決定しているものはない」とコメントした。
2011年、NECのPC事業がレノボ傘下となり業界を驚かせたが、日本の大手PCメーカーをめぐる事業統合のうわさは絶えず続いている。2015年には東芝、富士通、VAIOの3社がPC事業を統合するのではないかという報道もあった。
富士通はこれに対し、「昨日来、当社パソコン事業に関する報道がされているが、当社が発表したものではない。今後開示すべき事実を決定した場合には、速やかに公表する」としている。
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