アマゾン、米政府からの顧客データ開示要請が1年で倍増

Zack Whittaker (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2016年08月01日 13時08分

 Amazonの顧客データの提示を求める政府からの開示要請件数が、この1年間で2倍に急増している。

 Amazonは米国時間7月28日午後に透明性レポートを公開し、2016年上半期(1~6月まで)の最新データを明らかにした。それによると、同社が米政府から受けた個別開示要請の件数は計1803件だった。

 Amazonが前年同期に政府から受けた個別開示要請は、計851件だった。

 また、Amazonが受けた捜査令状の件数は、前年同期の8倍超に増えた。

 要請の内訳は以下の通り。

  • 召喚状は1460件。そのうち、Amazonが完全に従ったのは全体の42%近く。
  • 捜査令状は221件。そのうち、Amazonが完全に従ったのは全体の41%。
  • その他の裁判所命令は112件。そのうち、Amazonが完全に従ったのは全体の55%以上。

 同レポートはまた、Amazonが上記とは別に、米国外の複数の政府から120件の開示要請を受け、そのうち15件の要請に完全に従ったとしている。

 Amazonはまた、同社が受けた国家安全保障に関する要請が0~249件としており、外国情報活動監視裁判所(FISC)が発行した極秘令状なども含まれている。

 

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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