VMwareがソフトウェア定義型データセンター(SDDC)のセキュリティ、運用、およびアナリティクスを提供するArkin Netを買収することを発表した。「VMware vRealize Suite」アプリケーションの強化が狙いだ。
買収条件は明らかにされていないが、ArkinはVMwareのソフトウェア定義型データセンターのラインアップを強化するはずだ。買収は第2四半期に完了する見通し。
簡潔に言うと、VMwareが求めているのは、vRealize Suiteとネットワーク仮想化プラットフォーム「VMware NSX」のスループット拡大である。Arkinのプラットフォームはデータセンターのトラフィックフローを追跡し、高速なNSXの展開を可能にする。実装完了後、アナリティクスを提供する。
Arkinはネットワーキングセキュリティおよび運用アプリケーションをvRealizeにもたらす。ArkinとVMwareには既に共通の顧客が多数存在するが、ArkinはCiscoやArista、Palo Alto、Brocade、Juniperなどのネットワーキングシステムとも統合する。
またVMwareは、TrustPoint部門とTaniumとの提携を通して、新しいエンドポイントセキュリティツール群をロールアウトすることを発表した。さらに、VMwareは「VMware Workspace ONE」ソフトウェアに「Identity-Defined Workspace」(ID定義型ワークスペース)を追加した。この機能は「VMware AirWatch」ソフトウェアを活用している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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