M・ザッカーバーグ氏、トレンドトピック排除疑惑をめぐり保守派と会合--「信頼関係の構築」を望む

Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 編集部2016年05月20日 12時24分

 Facebookの最高経営責任者(CEO)Mark Zuckerberg氏は米国時間5月18日、同ソーシャルネットワークが保守的なニュース媒体の記事を排除したとする疑惑をめぐり、10数名の保守派リーダーとの会合に臨み、会合後、「信頼関係の構築」を望んでいると述べた。

 この会合は、カリフォルニア州メンロパークにあるFacebookの本社で行われたもので、米CNNの報道によると、Zuckerberg氏の要望で1時間の予定が15分間延長されたという。Zuckerberg氏は、保守的なニュース媒体の記事が「ニュースキュレーター」によってFacebookのトレンドトピック機能から意図的に排除されていると技術系サイトGizmodoが報じたことを受け、今回の会合を呼び掛けていた。

 Zuckerberg氏は、「保守派と共和党支持者はこれまで常に、Facebookの重要部分を占めてきた」とした上で、同プラットフォームをあらゆる意見を表明できる場にするという約束を繰り返した。

 Zuckerberg氏はFacebook上で、「当社のプラットフォームが政治的偏向なしでコンテンツを表示していると言っても、多くの保守派の人々に信じてもらえないことは分かっている」と記した。「彼らの懸念することに自ら耳を傾け、どうすれば信頼を築くことができるかをオープンに話し合いたいと考えた。われわれチームが当社サービスの整合性を確実に維持すべく、できる限りのことをしたい」(Zuckerberg氏)

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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