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「DisplayPort 1.4」の仕様が発表--60Hz 8Kディスプレイに対応

2016/03/03 12:40
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 映像機器の標準化団体Video Electronics Standards Association(VESA)は、ディスプレイインターフェースの標準規格「DisplayPort」を2014年9月以来初めてアップグレードした。一部の仕様が大きく変わった。

 この新たな仕様「DisplayPort 1.4」で最大の変更点は、「Display Stream Compression(DSC)1.2」の採用だ。VESAによれば、最大で3対1の圧縮比で動画ストリームを転送しながらも、最終的に表示される映像は会員各社によるテストで「視覚的には劣化がない」と判断されたという。

 DSC 1.2の導入により、60Hz 8Kディスプレイに対応したほか、1本のケーブルによる5K(5120×2880)および8K(7680×4320)でのHDRカラーモードがサポートされた。現行のDisplayPort 1.3が1本のケーブルでサポートできるのは、60Hzの5Kディスプレイまたは30Hzの8Kディスプレイだ。

 DisplayPort 1.3標準では、「USB Type-C」および「Thunderbolt」規格を利用したビデオとデータの同時転送が可能だが、DisplayPort 1.4では、HD動画と同時に「SuperSpeed USB」規格でのデータ転送が可能になった。

 その他、主な仕様は以下の通り。

  • 前方誤り訂正(Forward Error Correction:FEC)--FECは、DSC1.2転送にオーバーレイするもので、圧縮画像を外部ディスプレイに転送するために必要となる転送エラー耐性を実現する。
  • HDRメタ転送(HDR meta transport)--HDRメタ転送は、DisplayPort標準に備わっている「セカンダリデータパケット」転送を利用して、現行の「CTA-861.3」標準をサポートする。これは、DisplayPortと「HDMI 2.0a」プロトコル間の変換などに利用できるという。また、今後登場するHDR標準をサポートするため、メタデータパケットのフレキシブルな転送を実現する。
  • 音声転送の拡張(Expanded audio transport)--この仕様の拡張により、32チャネル音声、1536kHzのサンプルレート、現行のあらゆる音声フォーマットなどへの対応が実現する。

 これらの仕様はすべて、2015年に発表された「DisplayPort 1.4a」標準に基づいて制定されている。1.4aは、ノートPC、タブレット、スマートフォンの内蔵ディスプレイで8KとDSCをサポートするための標準規格。今回のアップデートは、これと同じことを外部ディスプレイで実現させるもの。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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