ローソン店員、精算時に顧客のポイントを不正取得--自分のカードをスキャン

 ローソンは2月8日、富山県の加盟店従業員が、ポイントカードを持っていない顧客の精算時に、自分のポイントカードをスキャンしてポイントを不正取得していたことを発表した。従業員は2月6日付で退職しているという。

ローソンが採用している共通ポイント「Ponta」
ローソンが採用している共通ポイント「Ponta」

 同従業員のポイント不正取得は、顧客のSNSへの投稿で発覚したという。顧客は2月4日に「ポンタカード持ってないのにポイント4000以上あるらしい」「自分のカードを出して通してるのわかりやすすぎてわざわざレシートください。って言ってしまった」といった内容とともに、該当のレシートの写真をTwitterにアップロードしていた。

 この投稿をみた別のユーザーによる問い合わせを受けて、ローソンは2月5日に該当の店舗と従業員を特定。2月6日に不正をしたと見られる従業員と面談したところ、事実と認め退職を申し出たため、同日付けで受理したという。今後は不正に取得したポイントを調査し、回収する予定だという。

 ローソンでは、今回の店舗従業員によるポイント不正取得を受け、従業員への教育を再徹底するとしている。また、ローソン本部で現在も実施している、店舗でのイレギュラーなポイント取得のモニタリング体制を強化し、不正行為の防止に努めるとしている。

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