シャープ、第2四半期営業利益を260億円の赤字に下方修正

 シャープは10月26日、2016年3月期第2四半期と通期の連結業績予想を下方修正すると発表した。通期で800億円としていた営業利益を100億円へと引き下げた。

 今回の修正は、5月14日に発表した公表値から引き下げたもの。通期(2015年4月~2016年3月)の売上高は2兆8000億円から1000億円減の2兆7000億円、営業利益は800億円から700億円減の100億円になる。また、第2四半期(2015年4~9月)累計の連結業績は、売上高1兆3000億円から300億円減の1兆2700億円、営業損益は100億円の黒字から、260億円の赤字となる。

 シャープでは、中国市場向けスマートフォン用の中小型液晶パネルの販売減と競争激化による価格下落などが下方修正に至った理由としている。

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