LinkedIn、第2四半期は売上高33%増--ユーザー数は3億8000万に

Rachel King (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2015年07月31日 13時06分

 プロフェッショナル向けソーシャルネットワークサービスのLinkedInは米国時間7月30日、株式市場の取引終了後に2015会計年度第2四半期決算(6月30日締め)を発表した。予想をはるかに上回る内容となった。

 第2四半期の純損失は6800万ドル(1株あたり53セント)。非GAAPベースの利益は1株あたり55セントで、売上高は前年同期比33%増の7億1200万ドルだった。

売上高の推移 売上高の推移
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登録者数の推移 登録者数の推移
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 アナリストらは売上高を6億7980万ドル、1株あたりの利益を30セントと予想していた。

 LinkedInの登録ユーザー数は、約3億8000万人に達した。

 同四半期はLinkedInの主要3部門のうち、Talent Solutionsの売上高が前年同期比38%増の4億4300万ドルで、売上高、増加率ともに最高だった。

 続いてMarketing Solutionsの売上高が前年同期比32%増の1億4000万ドル、Premium Subscriptionsが同22%増の1億2800万ドルとなった。

 LinkedInの最高経営責任者(CEO)であるJeff Weiner氏は、同社のデスクトップおよびモバイルアプリのポートフォリオに対する「再構想」計画の概要について説明した。このビジョンは、「Feed」「Profile」「My Network」「Messaging」「Search」の5本の柱を中心にきめ細かく構成されたものになる。

 現四半期について、アナリストらは売上高が7億4368万ドル、非GAAPベースの1株あたり利益は43セントと予想している。

 LinkedInは第3四半期の見通しを、売上高が7億4500万~7億5000万ドルの範囲とし、1株あたり利益は43セントとした。

 通期では、LinkedInは売上高が29億4000万ドル(前年比33%増)、1株あたりの利益は2ドル19セントと予測している。

 このほか、第2四半期について注目すべき数値は次の通り。

  • LinkedInは中国の登録ユーザー数が1000万人を突破(2014年2月の400万人から増加)し、新規登録者数でみると中国が米国に次ぐ同社第2位の市場となっている。
  • LinkedInに掲載された仕事は約400万件。1年前は約100万件だった。
  • 「Job Search」アプリのアクティベーション数は300万に上り、第1四半期の約100万から増加した。
  • 6月は、求職関連ページのユニークビジター数が前年比40%増となった。一方、1月は10%増だった。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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