英語学習サービスのSMATOOS、桐原書店と「大学生向けテキスト教材」共同開発へ

井指啓吾 (編集部)2015年06月15日 11時43分

 ビジネス英語に特化した語学学習サービス「BeNative」を提供するSMATOOSは6月15日、桐原書店と共同で、大学生向けのビジネス英語学習教材を開発すると発表した。BeNativeのオンライン学習コンテンツをベースとしたテキスト教材で、10月末に刊行し、2016年4月に全国の大学への導入を始める予定という。


「BeNative」のオンライン学習コンテンツのイメージ

 教材は文部科学省が提唱する「グローバル人材育成推進事業」を背景に、大学生が卒業後にビジネスの場でグローバルに活躍できる実践的な英語力を効率よく学習できるように設計する。たとえば、ビジネスの面接の場などで自分自身を上手く表現する方法や、日本人が苦手とするプレゼンテーションなどの単元を組み入れる。講師は、テキスト教材とBeNativeの動画コンテンツを併用しながら講義を進める。

 桐原書店の代表取締役である斉藤智氏は「グローバル人材育成に欠かせない実用的な英語運用能力の養成は、学校種を問わず教育現場において喫緊の課題となっていますが、先生方をサポートする教材はまだまだ不足していると感じています。BeNativeの動画コンテンツはまさにそういった要請に応える格好の教材になると思います」とコメントしている。

 両者は今後、プレゼンテーションに特化した教科書や、海外の大学への留学を予定している日本の学生向け学習コンテンツなどでも協力しながら、大学生向けの英語学習教材の開発に取り組む方針。SMATOOSは従来の法人顧客だけでなく、全国の大学にもBeNativeのブランドを広めていきたい考えだ。

 SMATOOSは2011年3月に韓国・ソウルで設立。現在は東京、北京、香港などに支社を構える。

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