オンライン予備校「資格スクエア」が1億円を調達--演習や進捗管理も追加へ

 オンライン資格試験予備校「資格スクエア」を運営するサイトビジットは5月26日、教育領域に特化したベンチャーキャピタルであるViling Venture Partnersなどから総額約1億円の資金を調達したことを発表した。


  資格スクエアは、弁護士や司法書士、簿記、ビジネス会計、弁理士、知財管理など、士業を中心とした20以上の資格の授業動画がオンラインで見放題になるサービス。料金は資格によって異なり、たとえば行政書士講座は月額5000円から、簿記3級講座は月額1000円で受けられる。

 今回の資金調達を経て、今後は資格スクエアのウェブサイトの機能を充実させていく。現在は、動画、レジュメ、質問、単語帳といったインプット機能が中心だが、アウトプット機能を拡充することで総合的に学習できるサイトにしていきたいと、サイトビジット代表取締役社長の鬼頭政人氏は説明する。

 具体的には、択一式試験について講義に紐づく問題演習や全体の演習ができる「問題演習機能」、演習で解いた問題について、脳科学の原理も利用してより効率的に復習できる「問題復習機能」、どの動画をいつ見たかがビジュアルで分かる「進捗管理機能」、復習テストで自分がどの順位にいるか分かる機能などを提供していく予定だ。

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