ドコモとソフトバンク、スマホからIoT機器など一元操作「GotAPI」の普及へ

 NTTドコモとソフトバンクモバイルは4月30日、インタフェース技術「GotAPI(Generic Open Terminal API)」の普及活動や機能の検討をする業界団体「デバイスWebAPIコンソーシアム」を設立した。

 GotAPIは、NTTドコモが開発した「デバイスコネクトWebAPI」をベースにし、携帯電話に関する規格を策定するスマートフォンベンダや周辺機器ベンダ、通信キャリアなどが加盟する国際的な標準化団体「OMA(Open Mobile Alliance)」で標準化されたインタフェース技術。

 GotAPIを導入したスマートフォンは、サービス各社が提供するスマートフォンアプリやウェブアプリから、対応する複数のウェアラブル機器、IoT機器を一元的に操作できるようになる。


ウェアラブル機器やIoT機器での「GotAPI」使用イメージ

 4月30日現在での会員企業は、携帯電話事業者、機器メーカー、サービス提供会社など計27社。

 今後、機器メーカーやサービス提供会社などへ参加を呼び掛け、さまざまな機器やアプリケーションでの採用を促進するほか、機器やアプリケーションの実用化に向けた開発支援や課題解決のサポートなどを行い、普及拡大に向けて取り組んでいくという。

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