MS、「Office」向けコラボレーションツール開発のLiveLoopを買収

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2015年03月27日 14時59分

 Microsoftが、サンフランシスコに拠点を置くLiveLoopを買収した。買収金額は明らかにされていない。

 LiveLoopは「Microsoft Office」向けのコラボレーションツールの開発を手がける企業だ。同社最初の製品は「LiveLoop for PowerPoint」であり、これはチーム全員が1つの「Microsoft PowerPoint」ドキュメントを同時に編集できるようにするというプラグインだ。

 LiveLoopのウェブサイトに記されている説明によると、「LiveLoopはプレゼンテーションをウェブのURLに変換することで、ソフトウェアを新たにインストールしたり、『GoToMeeting』のようなオンラインミーティング用のウェブホスティングサービスを使用したり『しなくても』、あらゆるコンピュータや携帯電話から閲覧できるようにする」という。

 LiveLoopのウェブサイトの告知には、同社が米国時間4月24日をもって事業を停止すると記されているが、その理由は述べられていない。

 Microsoftの広報担当者は、同社によるLiveLoopの買収を認め、以下のように述べた。

 「Microsoftは生産性の新次元を開拓するというわれわれの戦略およびビジョンの一環として、Officeアプリケーション全体を通じた最高のコラボレーションの実現に向けて歩んでいくうえで、LiveLoopの才能豊かな人材を迎え入れられることに喜びを感じている」

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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