ヤフーは10月22日、Yahoo!JAPAN内で自動車情報サイト「carview!」を運営するカービューを完全子会社とすることを目的として、同社が発行している普通株式全てと新株予約権の全てを対象に公開買付けを行うことを取締役会で決議したと発表した。
買付け期間は10月23日から12月8日までで、公開買付けの対象となるのは、ヤフーが既に52.0%保有している株とカービューの自己株を除く普通株式の全てと、4月25日にカービューが発行した新株予約権の全て。発表によると、発行済みのうち22.2%を米国Microsoftが間接的に保有しているが、既に公開買付けに応募する意向を表明しているという。
ヤフーは発表の中で、カービューを完全子会社化することによって、一体経営による迅速な意思決定を可能し、中長期的な収益基盤の強化や同社が展開する自動車関連サービス事業の中核会社として機能集約が可能となるしている。
なお、カービューは東証マザーズに上場しているが、公開買い付けの完了をもって上場廃止となる見込み。
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