「Android」ゲーム機のOUYA、Xiaomiと提携か

Dara Kerr (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2014年08月22日 12時38分

 ビデオゲームを手がける新興企業のOUYAが中国のスマートフォンメーカーXiaomiと提携したという。Reutersが報じている。

 この提携により、OUYAは、同社のゲームをXiaomiのストリーミングボックスやスマートテレビに提供することになる。提携の詳細は依然協議中であるが、OUYAはXiaomiの端末に専用のチャネルを持つことになるようだ。

 OUYAの最高経営責任者(CEO)Julie Uhrman氏は、Reutersに対し次のように述べた。「XiaomiのMiTV、そして、市場に進出している同社のセットトップボックスやその他のAndroidセットトップボックスなどにとって、このことは、素晴らしいコンテンツや開発者をゲーム利用者に紹介するとともに、これまで未着手の領域に呼び込む上でターニングポイントとなる可能性がある」

 OUYAは2012年、Kickstarterを通じた立ち上げでゲーム分野に華々しく登場し、テレビに接続する99ドルのコンソールを発売した。同社はそれ以来、多数の開発者に多くのゲームを同社アプリストア向けに開発するよう求めてきた。同社の売り上げは低迷している。しかしアジアでのリリースは、同社の人気に火をつけることに役立つ可能性がある。

 Xiaomiは世界で最も多くスマートフォンを販売する企業の1社だ。8月に入りCanalysの調査によって、Xiaomiが中国でのスマートフォン販売でAppleとサムスンを抜いてトップに立ったことが明らかになっていた。同社はスマートフォンのほか、スマートテレビやストリーミングボックスといった製品にも手を広げている。

 Xiaomiとの提携は、OUYAが行ってきた多数の提携の1つだ。OUYAはこれまで、「OUYA Everywhere」と同社が呼ぶ取り組みを通じて、複数のデバイスメーカーと提携してきた。OUYAは7月、同社のゲームやコンテンツを幅広いユーザーに提供するため、Wikipadと提携したことを明らかにした。Wikipadは、ビデオゲーム向けに設計したタブレットを販売する端末メーカーだ。

提供:Josh Miller/CNET
OUYAのゲーム機
提供:Josh Miller/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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