T-Mobile USは先週、フランスの通信事業者Iliadから経営支配権獲得の提案を受けたことを認めた。しかし、すでにこの取引は立ち消えになったとされている。
The Wall Street Journal(WSJ)が報じたところによると、携帯事業者のT-Mobile USはIliadから、機密財務情報にアクセスしたいと要請されたが断ったという。Iliadが正式な買収提案を行うには、この情報へのアクセスが必要だという。
WSJはこの件に詳しい事情筋の話として、T-Mobile USが買収提案を拒否する理由は、おそらくIliadの150億ドルという買収提示額が低すぎたためであると伝えている。
Iliadは先週、T-Mobile USに関心があり、同社株式の56.6%を150億ドルの現金で買収する用意があると発表した。買収資金は融資と自己資金を組み合わせてまかなうとしており、「主要な国際的銀行」から融資の支援を取り付けているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する