Anonymous関係者13人、PayPalサイバー攻撃の容疑認める

Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年12月09日 13時04分

 Anonymous関係者13人が、2010年にオンライン決済処理を手がけるPayPalへのサイバー攻撃に関与した容疑を認めた。このサイバー攻撃は、eBay傘下のPayPalがWikiLeaksへの支払処理を拒否したことを理由としたものだ。

 ハッカー集団のAnonymousは2010年12月、WikiLeaksによる大量の機密文書の公開を受けてPayPalがWikiLeaksにリンクされていた口座を閉鎖したことに対する報復として、分散型サービス拒否(DDoS)攻撃を仕掛けたことを認める犯行声明を出していた。

 サンフランシスコの米連邦検事Melinda Haag氏は米国時間12月6日、声明で次のように述べた。「PayPalは、自社のサービス利用規約への違反を理由とし、またWikiLeaksによる機密電報公開に対する措置として、WikiLeaksがPayPalを介して寄付金を受け取れなくなるように同サイトのアカウントを凍結するに至った。WikiLeaksは自身のサイトで、PayPalの行為はWikiLeaksを経済的苦境に陥れようとするものだと断言した」

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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