米ヤフーのメイヤーCEO、就任後のユーザーベース増加など語る

Daniel Terdiman (CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年09月12日 12時14分

 サンフランシスコ発--米Yahooの最高経営責任者(CEO)Marissa Mayer氏は米国時間9月11日、同社のユーザーベースが2012年に20%拡大したことを明らかにした。

 Mayer氏はTechCrunch Disruptイベントで、TechCrunch創設者のMichael Arrington氏とともに「fireside chat」コーナーに登壇した。2012年にYahooのCEOに就任したMayer氏は、Yahooの月間アクティブユーザー数が8億人を超えたことを明らかにするとともに、同社の最近の成長は、ほとんどがモバイルユーザーによってもたらされたものだと述べ、その中に同社が買収したTumblrのユーザー数やトラフィックは含まれていないとした。

 Arrington氏は、Mayer氏が企業トップに就任して以来、Yahooの株価が2倍近く上昇しており、株式価値でおよそ140億ドル増加していると指摘した。それに対しMayer氏は、その成長の一部は、中国の検索企業Alibabaに投資した元CEOのJerry Yangをはじめとする前任者らの賢い投資のおかげだとしながら、その多くはYahooが新たに重点項目に掲げた4項目、すなわち、ふさわしい人材の雇用、トラフィックの拡大、優れた製品のリリース、売り上げ増大によるものだと述べた。

 こうした重点項目に取り組んだ結果、Yahooの売上高は、わずか1%ではあるが増加したとMayer氏は述べた。


TechCrunch Disrupt 2013に登壇したMarissa Mayer氏
提供:Daniel Terdiman/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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