Facebook、「Mobile Games Publishing」部門を始動--中小規模のゲーム開発会社を支援

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年07月31日 08時10分

 ソーシャルネットワークFacebookが、モバイルビデオゲーム分野に向けた新たな取り組みを始動する。

 Facebookは米国時間7月30日、長い間うわさされていた「Mobile Games Publishing」部門を正式に始動したことを発表した。同パイロットプログラムは、ますます多数の企業がひしめき合うモバイルゲーム分野において、中小規模のゲーム開発会社が、自社のゲームの知名度を上げる可能性を高められるように支援することを目的とする。

 従来のゲーム業界と同様に、多くのモバイルゲームには開発会社とパブリッシャーがいる。開発会社が実際にゲームを開発する一方で、パブリッシャーはゲームの販売を促進する。ゲーム業界で有名な開発会社としてはInfinity WardやBungieなどがあり、有名なパブリッシャーとしてはElectronic ArtsやActivisionがある。

 今回のパブリッシング部門新設のほんの数週間前には、Facebookの計画に関する報道が浮上していた。その報道では、開発会社は広告を通して収益を生成し、Facebookはその収益の一部を徴収するとされていた。Facebookは30日、具体的にどのようにして収益が生成されるかについては触れなかったが、同社が収益の一部を徴収する予定であるとは述べた。

 FacebookのMobile Games Publishing部門は、ゲームを同社サービスの8億人を超える月間モバイルユーザーに提供することに注力する予定だ。Facebookは、ユーザーの嗜好と提供されているタイトルを確実に合致させるために、タイトルの管理も行う予定である。

 Facebookはまず、世界各地の10社の開発会社と提携した。Facebookは、RPGカードバトルゲーム、ソーシャルポーカーゲーム、海賊をテーマとした戦略ゲームなど、各開発会社によるゲームを提供している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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