マイクロソフト、中国メーカーZTEと特許ライセンス契約を締結

Jay Greene (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2013年04月24日 16時15分

 Microsoftは米国時間4月23日、中国のメーカーZTEと特許ライセンス契約を結んだと発表した。Microsoftは、「Android」および「Chrome OS」を扱うあらゆる大手デバイスメーカーとの契約締結に向けて歩を進めている。

 この契約により、ZTEはAndroidやChrome OSを搭載する自社の携帯電話、タブレット、コンピュータ、およびそのほかのデバイスで、Microsoftの世界的な特許ポートフォリオを使用できるライセンスを得ることになる。この契約で、ZTEがロイヤリティを支払うのか、あるいは同社が支払う金額はいくらなのか、という情報をMicrosoftは明かさなかった。

 Microsoftは先週、Foxconnの親会社である鴻海精密工業(ホンハイ)と同様の契約を締結したことを発表している。

 Microsoftのバイスプレジデント兼ゼネラルカウンセルであるHoracio Gutierrez氏は声明の中で、「各企業が他者の創造物の価値を公平な方法で認めることに前向きになれば、いわゆる『スマートフォン特許戦争』における現在の訴訟の多くは回避できるだろう。われわれはMicrosoftで、知的財産権の尊重は相互的なものであるということを経験から学んだ。そして、われわれは当社の権利を尊重するよう求めるのと同じように、他者の権利を尊重する準備が常にできている」と述べた。

 Gutierrez氏によると、Microsoftは、同社が製造する製品の権利を取得するために、この10年間で40億ドル以上を特許保有者に支払ってきたという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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