新しい主力スマートフォン「GALAXY S IV」を発表したばかりのサムスンは、2人の新しいリーダーが経営陣に加わって経営を助けると発表した。
米国時間3月14日の夕方にニューヨークで開催された報道機関向けイベントにも出席してGALAXY S4の発表を手伝った尹富根(ユン・ブグン)氏(コンシューマーエレクトロニクス事業担当プレジデント)と申宗均(シン・ジョンギュン)氏(IT&モバイルコミュニケーション事業担当プレジデント)は、記録的な四半期決算が続いていることへの貢献を認められ、共同最高経営責任者(CEO)に任命された。だが、この2人が共同で会社の経営に当たるわけではい。サムスンによると、現CEOの権五鉉(クォン・オヒュン)氏は引き続きCEO兼取締役会長の職を務めるという。
サムスンは短い声明の中で「新しい経営体制は、完成品事業と部品事業との独立性だけでなく、2つの完成品事業部門それぞれの独立性を明確化して経営の強化に役立つ」と述べている。
今回の任命は、ユン氏とシン氏のすぐれた功績を認めるものだ。サムスンのテレビ事業はユン氏のもとで、2006年に世界首位になって以来、世界市場における首位を維持すると同時に確固たるものにした。モバイル事業はシン氏のもとで著しい成長を遂げ、2011年にはスマートフォン市場で、2012年には携帯電話市場全体で世界首位の座に就いた。
共同CEO就任後も、ユン氏とシン氏は社内でこれまでの職責を担い続ける。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境