ジョブズ氏考案の宇宙船型アップル新社屋、2016年にオープン予定--クックCEOが発言

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 長谷睦 (ガリレオ)2013年02月28日 13時12分

 Appleは、同社の共同創設者である故Steve Jobs氏が考案し、数年にわたって計画段階にある「宇宙船」型の新本社ビルが2016年にオープン予定であることを明らかにした。

 このニュースは米国時間2月27日、Appleの年次株主総会で同社の最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏が発表した。同氏の報告によるとAppleは現在、承認を得るために市当局と協議しているところで、2013年中の着工を目指しているという。

 Jobs氏が新たな本社ビル計画を打ち出したのは2011年のことだ。このビルは4階建てで、広さは実に280万平方フィート(約26万平方メートル)にもなるとみられている。Appleは同年、現在の本社の収容人数が2800人であるのに対し、これを上回る1万2000人を新しいキャンパスに収容したいという希望を明らかにしていた。ただし、2012年に改訂された企画書では、収容人数は1万4200人へと大幅に増えていた。

 この本社ビルを最初に「宇宙船」と表現したのはJobs氏自身で、「地上に降りた宇宙船のような」形になると述べていた。リング状の建物の中央には木が植えられて景観が整備される予定で、平面ガラスは1枚も使用されない。Appleはこの本社ビルについて、敷地の80%に7000本以上の木を植える予定だと述べている。

提供:Apple
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この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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