東芝、次期社長に田中副社長が昇格--佐々木氏は副会長に


田中久雄氏

 東芝は2月26日、現執行役副社長の田中久雄氏が社長に昇格する人事を発表した。現執行役社長の佐々木則夫氏は取締役副会長に就任する。就任は6月下旬を予定。なお、現取締役会長の西田厚聰氏は取締役会長に留任する予定だ。

 田中氏は1950年兵庫県生まれ。1973年東芝に入社し、東芝インターナショナルにおける英国、米国での海外赴任を経て、1995年青梅工場資材部国際調達主幹兼パーソナル情報機器事業本部アジア地域生産推進担当担当部長に就任。その後東芝情報機器フィリピン、東芝英国・東芝情報システム英国などを担当した後、2006年から執行役常務(PC&ネットワーク社副社長、同社生産統括責任者)、2008年に執行役上席常務(調達グループ担当)、2009年に執行役専務(スペンドマネジメント推進プロジェクトチームプロジェクトマネージャー、調達グループ担当)を経て、2012年6月から取締役代表執行役副社長に就任している。

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