電通総研は9月20日、15~59歳のネット利用者を対象にアンケート調査を実施、個人向けクラウドサービスの利用者数を748万人、市場規模を1122億円と推計した。
種類別に内訳をみると、クラウド上でウイルス対策ソフトウェアを利用できる「ウイルス駆除サービス」が利用額240.0億円(構成比21.4%)で最大となった。次にOSをクラウド上に再現して、どこでも同じ環境で作業できる「クラウドOS」が140.4億円(同12.5%)と続いた。
広義のクラウドサービスとしてストリーミング系の「動画ストリーミング配信サービス」が138.8億円(同12.4%)、「音楽ストリーミング配信サービス」が132.1億円(同11.8%)となり、それぞれ100億円を超える規模となった。文書や画像などをネット上に格納できる「オンラインストレージ」は99.8億円(同8.9%)だった。
一定のデータ容量の範囲内であれば無料で提供されるクラウドサービスが多い中、有料サービスも利用する層が増えており、市場は拡大の兆しがみられるという。
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