モーションビート、オンライン学習サービス運営のスモールブリッジに出資

岩本有平 (編集部)2012年07月31日 14時27分

 モーションビート(旧ngi group)は7月31日、同社が運営するベンチャーファンド「ngi ベンチャーコミュニティ・ファンド 2 号投資事業有限責任組合」を通じて、スモールブリッジへ投資したと発表した。金額は約4000万円。

 スモールブリッジは、オンライン学習サービス「カフェトーク」を運営する2010年設立の企業。カフェトークは、Skypeを使って世界中の講師からオンラインレッスンを受講できる。レッスン内容は、英会話から米国株式市場についてのディスカッション、イタリア語での料理レシピの学習など2200件。登録生徒数は1万人超を誇る。また並行して、カフェトークの講師が情報を提供するメディア「ブランチスタイル」を運営する。

 今回の調達資金により、スモールブリッジはシステム開発やコンテンツ制作を強化する予定。9月には米国とイタリアのオフィスについてもメンバーを増員し、講師の獲得やレッスンラインナップの強化を図る。2013年3月末までに登録生徒数3万人、登録レッスン数5000件を目指す。

 6月に社名を変更し、コーポレートサイトでも広告事業を押し出すようにも見えるモーションビートだが、これまで同様に積極的な投資を継続していくという。「基本的に対象とするのはアーリーステージの企業。3000万円~5000万円ほどのレンジでの投資を行う。また秋をめどに新しいファンドの準備もしている」 (モーションビート投資事業部シニアディレクターの丸山聡氏)

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