シャープ、凸版と大日本印刷の液晶カラー事業をSDPに統合

 シャープは4月10日、トッパンエレクトロニクスプロダクツとDNPカラーテクノ堺が、堺工場において手がけていた液晶カラーフィルター事業を、シャープディスプレイプロダクツ(SDP)に統合させることで、基本合意書を締結したと発表した。最終契約書の締結日は4月末。6月30日に統合する予定だ。

 トッパンエレクトロニクスプロダクツは凸版印刷、DNPカラーテクノ堺は大日本印刷の子会社。シャープでは両社の液晶カラーフィルター事業を統合することによって、大型液晶事業の効率化を図り、競争力強化を目指す。

 SDPは3月27日付けで、株式の46.48%を鴻海精密工業会長の郭台銘氏が取得することを発表。今回の統合に伴い、総合対価としてSDP株式の発行が予想され、シャープのSDPに対する議決権比率が40%未満となり、子会社の異動が見込まれる。

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