サムスンはドイツにおいて新たな打撃を受ける結果となった。
デュッセルドルフの上級地方裁判所は現地時間1月31日、Appleの求めに応じて下級裁判所が下していたサムスン製「GALAXY Tab 10.1」販売差し止めの仮処分を支持し、同タブレットがドイツにおける反競争に関する法律に違反しているとの判断を下した。
FOSS Patentsが同日、この判決について最初に報じた。
Joahnna Brueckner-Hoffman判事は9月、Appleの「iPad」とGALAXY Tab 10.1に間に「類似性があるという印象を受ける」との判断を下し、GALAXY Tab 10.1の販売をドイツ国内で禁止した。予想通り、Appleはこの決定に満足したが、サムスンは、「消費者に対する選択肢がドイツにおいて非常に限定される」と反発していた。
この仮処分が下ると、サムスンは直ちに上級地方裁判所に控訴した。同裁判所の判決は以前と同様の結果となったが、その理由はBrueckner-Hoffman判事のものとは異なっている。同判事が9月に判決を下した際には、意匠権の侵害を理由にしていた。今回の判決では、反競争的であることが理由となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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