元MS幹部R・オジー氏、新会社Cocomoを設立

Martin LaMonica (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 福岡洋一2012年01月06日 12時04分

 著名なプログラマーであるRay Ozzie氏が新たな仕事を始めた。

 Microsoftの元チーフソフトウェアアーキテクトで「Lotus Notes」の生みの親でもあるOzzie氏は、The Boston Globeの取材に対し、Cocomoという名称の新会社を立ち上げて、ボストンおよびシアトル地域で人材を採用していると述べた。

2008年のMicrosoft在籍時のRay Ozzie氏
2008年のMicrosoft在籍時のRay Ozzie氏
提供:Martin LaMonica/CNET

 Ozzie氏は米国時間1月4日にTwitterの自身のアカウントで、「何と素晴らしい年だったことか。次の冒険に向かっているところ」と書いた。

 Ozzie氏は、Cocomoが取り組む予定の事業内容や、同社がすでに資金を調達したかどうかについて言及しなかった。ユーザーインターフェースのデザイナーを対象とした最初の求人情報では、同社の目標を次のように説明している。

 われわれが相互にやりとりする方法に関する新しい夜明けを迎え、当社はこの新世界に向けて少人数で新たなコミュニケーション製品に取り組み始めたところだ。われわれは壮大な目標、実践的な計画、そして緊迫感を持っている。当社が目指しているのは、人々が利用し、価値を見出し、愛するようになる、ソーシャルな交流のための魅力的なツール群を提供することだ。

 Cocomoの新チームには、共同設立者のMatt Pope氏やソフトウェアエンジニアのRansom Richardson氏も加わる。Pope氏はGroove Networksおよびその後のMicrosoftでOzzie氏の同僚だった人物で、Richardson氏もこれまで複数の企業でOzzie氏と一緒に働いた経験がある。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]