2011年サイバーマンデー、売上高が前年比33%増--米調査

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 緒方亮 高森郁哉2011年11月30日 12時41分

 サイバーマンデー(感謝祭翌週の月曜日)は、小売サイトにとって例年売り上げが伸びる大切な1日だ。2011年のサイバーマンデーは米国時間11月28日だったが、IBMが発表した調査結果によると、今年は2010年から大幅な増加がみられたという。

 IBMによると、2011年のサイバーマンデーのオンライン売上高は、2010年のサイバーマンデーから33%増加し、2011年のブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日)からは29.3%の増加だった。また、IBMによると、2011年のサイバーマンデーにおける注文あたりの平均支出は198.26ドルだったという。2010年は193.24ドルだった。

 IBMのSmarter Commerceイニシアチブ担当最高戦略責任者(CSO)を務めるJohn Squire氏は米国時間11月29日の声明で、「サイバーマンデーは、最もお得な買い物情報を得たいと考える記録的な数の消費者により、感謝祭のショッピングシーズンにおいて再び大きな成功を収めた」と述べた。

 IBMによると、オンライン購入者の圧倒的多数はコンピュータを利用したが、11月28日の大きな売り上げの伸びにおいては、モバイル機器も重要な役割を果たしたという。IBMの調査によると、同日のオンラインショッピングで生じた全トラフィックのうち、10.8%がモバイル機器からだったという。さらに、売り上げの6.6%はスマートフォンかタブレットからだった。Appleの「iPhone」と「iPad」は、消費者が小売サイトへアクセスするのに使うモバイル機器の1位と2位になり、サイバーマンデーのオンライン小売トラフィックの7.4%を占めたとIBMは説明した。

 IBMの調査は、同社がサイバーマンデーの100万件以上の取引を追跡し、米国の小売業者500店から得たデータを分析したものだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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