オリンパス、証券投資の損失穴埋めで買収資金利用

 オリンパスは11月8日、1990年頃から有価証券投資等に係る損失計上の先送りをしていたことと、一連の買収資金が損失先送りの解消のために利用されていたことを明らかにした。

 この事態を受け、同社は第三者委員会の調査対象拡大を依頼するとともに、損失計上の先送りにかかわったとして取締役副社長執行役員森久志氏を解職した。同じくこの件にかかわっていた常勤監査役の山田秀雄氏は辞職の意向を示しているという。同社では、同日代表取締役社長執行役員の高山修一氏による、緊急記者会見を行った。

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