DARPA、「エクサスケール」のスーパーコンピュータ開発を発表

文:Brooke Crothers(Special to CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2010年08月10日 13時13分

 米国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency:DARPA)は米国時間8月6日、処理能力が「エクサスケール」のスーパーコンピュータを開発すると発表した。エクサフロップは、現在最高速のスーパーコンピュータの処理速度であるペタフロップの1000倍に相当する。

 DARPAの「Ubiquitous High Performance Computing(UHPC)」プログラムは、IntelやNVIDIAなどが参加し、Obama大統領の掲げる「Strategy for American Innovation(米国イノベーション戦略)」にのっとってエネルギー効率に優れたエクサスケールのコンピューティングシステム構築を目指すという。高性能でありながら現在のシステムよりプログラムが容易で、エネルギー効率が100〜1000倍となるコンピュータアーキテクチャおよびプログラミングモデルを開発するとしている。

 UHPCシステムのプロトタイプは2018年までに完成の予定となっている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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