最終更新時刻:2009年7月10日(金) 21時57分

三洋電機 半導体事業の正社員リストラ 海外工場も2カ所に集約

FujiSankei Business i.

2009/01/06 11:05  

 三洋電機が、全額出資会社である三洋半導体(群馬県大泉町)の正社員約2000人のうち、数百人規模を希望退職により削減する方向で最終調整に入ったことが5日分かった。生産拠点の統廃合も加速し、事業を大幅に縮小。春にパナソニックの子会社になるのを前に最大の不採算事業のリストラを断行する。

 三洋の半導体事業は2008年9月中間期に58億円の営業赤字を計上し、赤字体質が続いている。市況低迷もあって、09年3月期は赤字額が約150億円に膨らむ見通しだ。このため正社員の削減に踏み切り、一段の合理化を進める。今春までに一定の年齢以上の社員を対象に希望退職者を募り退職者加算金を支払う予定。三洋半導体の社員は国内外の子会社を含むグループ全体で計約1万人。

 現在、中国、フィリピンなど海外に7カ所ある組立工場は早期に2カ所程度に集約。当初は11年3月期までに再編する計画だったが、これを前倒しする。国内工場も古い設備を廃棄したり、生産品目を絞り込む。1月中旬には09年3月期の業績予想を下方修正する方針も固めた。

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