最終更新時刻:2009年7月11日(土) 10時00分

三菱UFJシステム障害 セブン銀で2万件取引不能

FujiSankei Business i.

2008/05/13 10:40  

 三菱東京UFJ銀行が12日に稼働させた新システムで、提携先のセブン銀行のATM(現金自動預払機)から預金を引き出せないなどの障害が起きた。午前中には解消したが、約2万件で取引ができなかった。

 障害は、旧東京三菱銀行の店舗で発行されたキャッシュカードをセブン銀のATMで使用した場合に相次いだ。通帳に10件以上の未記帳がある顧客には、利用明細書に記帳を促す文言を記載するが、記載文にセブン銀のシステムでは受信できない漢字が含まれていたことから、データが弾かれたという。

 このほか、旧東京三菱銀のATMからゆうちょ銀などの口座への入金サービスでも約200件の障害が起きた。

 2006年1月に発足した三菱東京UFJ銀は、旧東京三菱銀と旧UFJ銀行のシステムが併存し、店舗で商品やサービスが異なる状況が続いており、今年末の完了に向けシステムの統合作業を進めている。この日は旧東京三菱銀の全店舗約250店で一斉に新システムに移行する初日だった。

 約4000万口座を持ち、1日に約1億件の取引がある巨大システムの統合には総額3300億円を投入。02年に起きたみずほフィナンシャルグループの大規模障害を教訓に、統合完了を当初よりも1年延期したほか、2〜4月の週末や休日にATMを一時休止するなど入念に準備してきた。残る旧UFJ銀の約420店は7〜12月に5回に分けて移行する計画になっている。

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