Gibson Guitarは、Activisionが販売する人気ビデオゲーム「Guitar Hero」がGibsonの特許の一部を侵害しているとして、同社に対し通告した。Activisionは、この主張が無効であることを認めるよう米国の裁判所に要求している。
Gibsonは、プレーヤーがテレビの画面に映し出される音符に合わせてギターの形をしたコントローラのボタンを押すというこのゲームが、楽器を演奏するパフォーマンスをシミュレーションする技術に対して同社が1999年に取得した特許を侵害しているとしている。
Activisionは米国時間3月11日、Gibsonの特許の無効を認め、同社の損害賠償請求を棄却することを求める訴えを中部カリフォルニア連邦地方裁判所で起こした。
Gibson Guitarは1月、Activisionに同様の内容の書簡を送付している。今回の訴訟でもその写しが提出されている。
NASDAQ市場におけるActivisionの株価は12日、前日比1.14%安の26.82ドルで取引を終えた。
Guitar Heroシリーズは2005年の発売以来、北米でこれまでに1400万個が売れ、10億ドルを超える売り上げを記録している。
Eric Clapton、B.B. King、Slashなど伝説のブルースおよびロックアーティストたちが愛用するエレキギターを製造するGibsonは、Activisionが同社製ギターをモデルにコントローラを製造し、それらを模したものをGuitar Heroの中で使用するライセンスを取得していることから、同ゲームにおいて重要な位置を占めるパートナーだ。
ActivisionのゼネラルカウンセルマネージャーであるGeorge Rose氏は声明で、 「Gibsonは良きパートナーであり、当社はGibsonに対し心から敬意を表している。だが、同社の特許が有効であるという点については同意しかねる。司法の場で決着させたい」と述べている。
Gibsonからコメントは出されていない。
今回裁判所に提出された書簡にあるGibsonの特許は、楽器を使用したライブパフォーマンスをシミュレーションする方法、ステレオスピーカー付き3Dヘッドセット、録音された合奏音楽に関するもの。
Gibsonの法律顧問を務める法律事務所は、1月7日にActivisionに送付した書簡の中で、「われわれが行った事前の分析では、Guitar Hero(拡張パックを含む)およびActivisionが販売する楽器として使用されるギターコントローラ(ソフトウェアと同梱または別売り)は(中略)特許の対象に含まれる」と述べている。さらに同書簡には、「Gibsonは、ActivisionがGibsonの特許に基づいて(中略)ライセンスを取得するか、Guitar Heroのすべてのバージョンの販売を停止することを要求する」とも書かれている。
Activisionは、同社製ゲームはGibsonの特許を侵害しておらず、Gibsonは今回の主張がなされるまでの過去3年間、いかなる技術についても暗黙の許可を与えてきた、と述べている。
この記事はReutersのニュースを契約の下、シーネットネットワークスジャパ ン編集部が編集したものです。海外Reutersの記 事へ
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